2016年4月8日 三事務所合同研修会レポート

平成28年4月8日(金)、宮城蔵王ロイヤルホテルにおいて、鈴木会計事務所様・アーセプト税理士法人様・天口会計事務所による「三事務所合同研修会」が開催されました。

この合同研修会は事務所間の交流と情報交換を目的として、毎年それぞれ山形・秋田・仙台と開催地域を変えて行われています。記念すべき10回目を迎えることとなった今年は、当事務所から10名、アーセプト税理士法人9名、鈴木会計事務所4名による総勢23名が参加し、熱気と笑顔に包まれた研修会となりました。

はじめに各事務所の所長より開会の挨拶がありました。今回の主催者である、鈴木会計事務所の鈴木裕所長からは今回で10期目となる三事務所合同研修の歴史や、今回の研修で行く島川記念館についての紹介がありました。アーセプト税理士法人の長谷部光哉所長からは日本税理士連合会の国際部長として、韓国での研修に参加されたときのお話や日本との税理士試験の違いなどについての説明がありました。

最後に当事務所所長の天口信裕より、「各事務所でそれぞれ考え方は違うが向かう方向は同じである」という今回の研修意義についての話がありました。

三事務所1三事務所2
三事務所3三事務所4
 

次に各事務所より、それぞれのテーマで発表が行われました。

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①アーセプト税理士法人

■委嘱契約書の契約内容について

受嘱する内容を契約書で明確にし、業務内容の変更時は覚書をお客様と取り交わす等、お客様と契約内容の意思疎通を行うことの重要性の説明がありました。

■労働紛争と社会保険労務士法について

解雇による労働紛争は減少傾向にあるが、いじめ・嫌がらせによる労働紛争は増加していること、また労働紛争のあっせん手続きを行うことができる特定社労士について説明がありました。

三事務所7②天口会計事務所

■どうなる?会計業界

近年の安価な入力代行、自動仕分けの導入により今後の会計業界の激化が予想されること、社長の高年齢化、後継者不足による事業承継の重要性について説明致しました。また、今後の天口会計事務所として、「様々なニーズに対応できる事務所を目指していく」というビジョンについて発表致しました。

 

三事務所8③鈴木会計事務所

■小規模建設業者の成功事例

建設業会計に実績のある事務所として、これまでの成功事例の紹介や、企業を成長させるために経理と現場の仲立ちを行う必要性についての説明がありました。また、東日本大震災の際に、当事務所課長の槇野と現場まわりをしたというエピソードもお話していただきました。

 

各事務所からの発表の後は美術館「エール蔵王 島川記念館」へ移動し、森本草介や横山大観といった名画の数々を鑑賞しました。

懇親会ではリラックスムードのなか、互いの発表を受けての感想や日頃の事務所での取り組みについてなど積極的な情報交換が交わされていました。また、ひとりひとりこれからの抱負を発表し合い、笑顔が絶えないながらもたくさんの刺激に溢れた時間となりました。

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今回の研修で学んだことや感じたことをそれぞれの日々の業務に活かし、また一年後には互いに成長した姿で再会できればと思います。参加した皆様、お疲れ様でした。

三事務所13
 

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