2016年4月27日 TKC実践事務所見学会レポート

平成28年4月27日(水)、当事務所「将軍の間」において「TKC実践事務所見学会」が開かれました。

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今回の見学会は、巡回監査体制や自計化推進などのデータをベースに、TKCシステムを活用して成長・発展している会員事務所の見学会を通して、TKC会員事務所の総合力強化と地域会・支部活動の活性化を目的として開催されました。この度TKCに加入された新メンバーの先生をはじめ、宮城・福島・山形から総勢15名の税理士先生にご参加いただき、見学会を通して積極的な情報交換が交わされました。

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はじめにTKC東北会山形県支部長である加藤千尋先生より、開会のご挨拶をいただきました。現在、会計事務所業界は激動の時代に突入しており、FinTechやクラウド会計など大きな変化の渦中にあること、またこれらの変化に対応し未来を切り開いていくためにも、事務所間の連携や総合力強化が必要であることをご説明いただきました。

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次に所長税理士である天口信裕より、当事務所の概要と特徴として、これまでの事務所の歩みや経営方針、組織体制などについて説明しました。

当事務所は「経営応援団」を事業定義に掲げ、グループ会社である㈱アルファ・コム(経営コンサルティング)、㈲アルファ・ネット(経理総務労務支援業務)と連携し、「アルファコンサルティンググループ」としてお客様の様々なニーズに対応可能な事務所を目指し活動して参りました。また近年では、グループ内に「事業推進委員会」を設立し、グループ間の連携を強め、事業継承や相続問題対策などさらなる発展・進化を目指していく「新・経営応援団」としてのビジョンを説明しました。

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続いて所属税理士である都筑正之より、当事務所の実践事例の紹介として、自計化の状況や7000プロジェクトの実践事例、また認定支援機関としての経営改善計画について発表しました。

当事務所は自計化率100%を目標に活動しております。自計化を進めることにより、顧問先様にリアルタイムで経営状況を把握してもらえるようになること、また消費税法の改正に伴い自計化による巡回監査および記帳指導がこれまで以上に重要になってくることなどを説明しました。また、経営改善計画については、①実態と現状の把握、②窮境原因の分析、③経営改善の方向性についてなど、初期段階でいかに計画策定に向けての準備を進められるかがその後のモニタリング活動においても非常に重要なポイントになってくることを説明しました。

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その後の質疑応答では、予定時間をオーバーするほどたくさんのご質問、ご感想をいただきました。当事務所としても様々な視点から現状を見つめ直す機会となり、新たな刺激をいただきました。これからもTKC実践事務所として、顧問先様や地域の未来づくりに向けた事業活動を進めて参ります。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!!

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